皆さんこんにちは営業の鍬守です。 今回のブログで紹介するのは那須の別荘ではよく耳にする浸透桝のお話です。
浸透桝とは浄化槽で綺麗になった水を地下へ浸透させる土管みたいな穴?といえば分かり易いでしょうか。今は土管は禁止になりPJという装置から二次浸透で処理をするのが当たり前になりましたね。
私の自宅は築30年の中古別荘で購入したのですが流石に古い物件だけあり単独浄化槽の浸透桝という仕組みの浄化槽になっています。単独浄化槽というのはトイレの汚水のみ浄化槽で処理しその他の雑排水は浸透桝へダイレクトに流すというアグレッシヴな仕組みの旧型浄化槽となります。
現在は合併浄化槽というものになっており全ての排水が浄化槽へ入り処理水のみが浸透先へ入る仕組みです。
単独浄化槽の場合に多いトラブルが浸透桝の水が浸透しなくなり溢れてしまう。 若しくは排水が出来なくなってしまい宅内でオーバーフローしてしまうといった現象です。
先にも説明しましたように未処理の雑排水が流れてるわけなのでそりゃ詰まりますよね。 我が家では特に油には気を付けて食器や調理器具を洗う際はペーパーで綺麗に汚れや油を拭き取ってから洗うようにしているのですが、それでも半年に一度は浸透桝の清掃が必要となります。
私の場合はこのようにしています。単独浄化槽の方の参考になれば幸いです。 まず、水中ポンプを使い溜まった水をじゃんじゃん汲み上げていきます。
浸透桝がある程度空っぽになりましたら高圧洗浄機で内壁の汚れを下へ落してゆきます。
薬剤を投入します。←これが重要ですね。 次亜塩素酸ソーダをポリタン2個分投入
次亜塩素酸ソーダは高い殺菌効果を持った優れもの!安全性の問題は? | 除菌消臭ラボ
上手く説明できないのでリンクを読んで頂きたい。 殺菌作用もあるのですがタンパク質なども溶かしてしまうので浸透桝の底面の汚れは殆ど溶けてしまいます。
薬剤投入の際はかなりの劇薬の為マスク、ゴーグル、手袋を必ず装着してください。 漂白効果もあるので洋服などに飛び散らないようにご注意下さい。
※商品名は念のため伏せておきますが市販されておりますので薬局などで注文購入可能です。気になる方はお問合せ下さい。あくまでもご使用は自己責任となります。
全ての汚れを白く溶かし、やがては落葉も溶けて消えてしまうほどの威力なのです。 薬剤が全て浸透しきるまで放置する事10時間、これで浸透桝はまっさら状態に戻りました。
以前勤めていた会社ではありますが、浄化槽の仕組みや利用方法に関してまとめた動画を私が監修で作成しYouTubeにアップしてますのでご興味がある方は是非ご覧下さい。※私はカメラマン小久保君で出演してます。
↓↓YouTube↓↓
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