移住日記③ 〜内覧その壱〜

本日のねこ はにぃ

曽根田です。

今日の朝冷蔵庫の扉に頭をぶつけました。扉を閉めようとしたらポロッと何かが落ちたので拾おうと思いかがんで、あ、なんだ辛子の入ったチューブかと拾って立ち上がった瞬間「がんっ」と頭の右上に激痛が走りました。締まりかかっていた冷蔵庫の扉が何を思ったのかこちらへ帰って来ていて丁度私がかがんだ真上に位置していたようです、、、不覚です笑笑

さて、移住日記の続きです。

ついに内覧の日がやって来ました。子供の時に、お正月が待ち遠しくてあと何日でお正月になるかをカウントダウンしていましたが、そんな感覚で楽しみにしていました。
そして当日、いつもよりも早く目が覚めて出かける準備をし、朝食も食べずに飛び出しました。

少し雲は有りましたが、高速に入ると遠くには富士山が顔を出しています。道は空いていて、どんどん目的地に近づいていきます。残念なのは近付くにつれて雲が多くなり富士山が隠れてしまった事です。こちらへ来てみて分かったのですが、暑い日や暖かい日は雲が出て来るので富士山が見えない日の方が多いです。夏場などは9時を過ぎるといつの間にか富士山の姿が見えなくなります。あれ?さっきまでいたのに、、みたいな感じです。

高速の途中パーキングで少し休憩をし、埼玉県から2時間半位で山中湖村へ到着しました。お目当ての物件は山中湖村に有ります。

不動産屋に着くと早速現地を案内してくださいました。ただ営業担当はあまり乗り気で無いのか全く愛想が有りません。それどころか到着すると「今日は次の予定が入っているので30分しか時間がとれません」と言われ、少し現地を見て写真を撮り始めたら「もう戻りますが良いですか?」と催促されました。いや、私はアポイントをとって遥々埼玉県からやって来たのにと思いこの対応には驚きました。妻も私も激おこぷんぷん丸です笑 せっかく来たので他の物件を提案して欲しいと言っても今日は約束が入っていて難しいと断られました。(私も数件案内して欲しいと約束して埼玉から来たのですが、、)

せっかく楽しみにして来たのに、、
物件もいまいちでした。前面道路が狭く土地も思ったほど広くありません。リフォームにもお金がかかりそうです。やはり現地で自分の目で見ないと分からないものですね…

気を取り直して1番手がいる急な坂道の物件を見に行くことにしました。

インターネットを見ると、そこは以前カフェをしていたらしく大きな冷蔵庫があり1階は店舗スペースになっていました。ひょっとしてそのままカフェの営業が出来るのではと妻の妄想が膨らみます。お昼寝カフェにしよう!なんて話しているうちに現地につきました。

な、なんだこの坂は!!!!

狭いし急だし、、思っていた坂の1.5倍くらい急でした。雪の日はどうしているのだろうか?!とても上り下りする自信はありません、、車は下に置いて歩いて登ることにしました。(不動産屋からは立入許可をいただいています)

坂の途中に大きな穴が空いていました。これでは車の底をぶつけてしまいそうです。やっと物件の近くまで登って来たところで車が1台止まっているのを発見しました。誰かがいるようです。許可はあるのでドキドキしながら覗いてみるとオーナーさんらしき方が家の荷物を運び出していました。声をかけるととても丁寧に対応してくださいました。ここから富士山が見えるそうで、わざわざ今まで撮りためた写真を持ってきて見せてくださりました。この日は曇っていて直接は見えませんでしたが、写真にはいろいろな状態の富士山がたくさん写っていました。

オーナーさんは丁寧にこの辺の気候や生活に必要な事などを教えてくださいました。雪が降った時は近くの駐車場に止めているそうです。やはりあの坂は登っていないようです笑

と、いう訳でここも住むことは難しそうです、、、

移住日記②~物件検索~

本日のねこ ととろ

曽根田です。

オリンピック開催まであと55日となりました。山中湖がロードレースの会場になっているからか自転車を多く見かけるようになってきました。とても気持ちよさそうで私も走りたくなってきました(実際は走りません)

さて、移住日記の続きです。
(移住日記①はこちら)

忍野八海の旅行から帰ると、毎日毎日、奥さんから中古物件の提案攻撃がある生活がスタートしました。仕事から帰ると、パソコンにはスーモとかアットホームの物件情報ページが開きっぱなしになっています。ほぼ毎晩「あー、この雰囲気いいね!」とか、「ちょっと場所が微妙じゃない?」とか物件購入に向けた二人会議をしていました。物件の場所が正確には掲載されていない事が有りますが、写真の背景や道路幅員や方位などからGoogleマップで探しす事ができます。妻の手にかかれば、ほとんどの目的物件の場所が特定できます笑。夢が膨らんでとても楽しい時間です。疲れている時はちょっと面倒臭い時もありましたが笑。

何日かそんな会話を繰り返しながら候補が二つに絞られました。一つ目は山の中にポツンとある戸建で、築10年ほどと新しく、少し歩くと買い物が出来る施設がある便利な場所でした。しかし、周りに家がない事と、家に辿り着くまでが急な坂道になっている事が難点でした。
二つ目は山中湖の湖畔から歩けそうな場所で、周りには同じような家が数件あり暮らしやすそうでした。道も平坦で、一つ目のような心配は無さそうです。ただ土地が狭く、その上築30年も経っている割にはお値段が高めです。インターネットで沢山の物件を見れば見るほど完璧な条件はなく、それぞれ良いところも心配なところも有ります。転職と似ているかもしれません。

少し話はそれますが、富士五湖エリアに家(定住用)を買おうとしている方に家探しをする上での、とっておきの情報が有ります。

それは、、、

「ファナック物件」をねらえ!!です!!

これめっちゃ凄いです。ファナックとは、忍野村を拠点にしてロボット等を生産し世界中に輸出している会社です。かなり儲かっているようです。忍野村はそのファナックと自衛隊の駐屯地のおかげで年間50億円程の税収があります。9,000人の村が毎年50億円は凄いと思います。全国的に見ても市町村の税収ランキングでトップ10に入っているそうです。人口も増えています。ファナックの工場は真っ黄色です。車も真っ黄色です。自然の中では少し違和感がありますが、たくさん税金を納めて貰っているからなのか村としては歓迎しているようで「ファナック通り」という道があるくらいです。

そのファナックの社員は高給取りが多いため、マイホームも豪華に建てます。このエリアは東京と違って土地が安いので家にお金を使う事が出来ます。例えば予算が5,000万円の場合、土地は1,000万〜1,500万円位で、家が2,500万〜3,500万円位のイメージだと思います。土地は坪5〜10万位なのでその額で100〜200坪の土地が購入出来ます。広いです。

そして、そのファナックの社員が転勤になると家が売りに出ます!築5〜10年でまだまだ綺麗な物件が2,500万〜3,500万円程売り出されます。家の資産割合が多いので償却されてこんな額になるのかもしれません。もしくは中古物件を買う習慣が無いからなのかもしれません。かなりお得なのではないでしょうか?しかも定期的に転勤者が出るようで、昨年から3〜5件はこのような物件を見ました。全部がファナックの社員かどうかは知りませんが、どれもお金を掛けたつくりになっていて、売りに出ると直ぐに買い手が付いていました。

お得かもしれません。

さて、話は戻り購入物件の候補が決まったので早速内覧に行くことにしました。

まずは一つ目のA不動産屋へ電話します。
「築10年の急な坂道を登ったところに有る物件を内覧したいのですが、、」と切り出すと、「あいにく、その物件は購入希望者がおりご案内は出来ません。それに坂が急なので一度ご自身で現地を確認してから連絡してくれないですか?」と応答がありました。期待をしていただけにがっかりです。埼玉からはそんな気軽に見に行けません… よくよく話を聞くと、申込みは入っておらずローンの事前打診をしている状況だそうです。以前私が相談した埼玉県の多くの不動産屋は、申込みを入れた順番、または融資承認が通った順番で1番手を決めている会社が多かったのですが、このエリアはそうでは無いのかもしれません。しかも、毎週日曜日はお休みで内覧が出来ないそうです。当時私の休みは日曜日でしたのでとても残念でした。数日後に気になって電話をしたところ、先ほどの方は事前審査が通らなかったそうです。それならばと思い改めて内覧を希望しましたが、今度はそのご夫婦の奥様名義(初めはご主人名義)で審査に出す予定になったからその結果を待ってほしいと案内されました。

驚きです、、、

結局、もう一つの物件の内覧をB不動産屋で予約が出来たので、その時に奥さんと二人で現地を見に行くことにしました。後日談ですが、どうやらそのご夫婦は購入に至らなかったようです。最近までその物件はインターネットに掲載されていました。

購入エリアでこんなにも対応が違うとは思っていませんでした。少し残念でしたが、選択肢が一つになったこともあり、頭の中ではその物件に住んだ時の妄想が止まらなくなり楽しみな気持ちが増殖していきました。そしていよいよ内覧です。

長くなりましたので今日は終わりにします笑

移住日記① ~移住を考えた背景~

本日のねこ

曽根田です。

今日は久しぶりにすっきり晴れました。朝から空にはうろこ雲が広がっており、富士山はくっきりと山肌が見えるほど空気が透き通っています。農鳥も小さくなり鳥かどうか分からないくらい雪が溶けてます。花粉はたくさん飛んでいますが、都会と違って空気が綺麗なせいかアレルギー症状は全く有りません(私花粉症です)。とても爽やかな気分になる1日です!

さて、先日移住した感想を書いたのですが、見てくださっている方が多くいらしゃり嬉しいお言葉を頂いたので、もう少し掘り下げて書いてみようと思います。移住に興味がある方の参考になると嬉しいです。

まずは移住をしようと思った背景を紹介します。

実は、将来的に似非芸術家になりたいという夢があります。芸術家ではなく似非芸術家です笑。好きな時に好きな作品を創るというイメージです。私は小さな頃から物作りが好きでした。夢中になって、ビーズでアクセサリーを作ったり、折り紙を折ったり、絵を描いたりしていました。美術や技術の時間が待ち遠しかったです。

高校生の時には家具職人になる事も考えましたが、余り体力がない事、お給料が少なそうな事、性格が飽きっぽい事などがあり、総合的に考えて断念しました。物作りは好きですが、それを仕事にするのではなく、所得は別で作る事を考えました。

そして大学に入り、いくつかの方法を模索した中で「会社を経営する事」と「不動産投資をする事」の二択に絞りました。前者については、社会に出る前に出来ることならやってみたいと思い、同じ大学のメンバーと一緒に起業に向けた活動をしましたが力が及ばず断念しました。今となっては良い経験です笑

大学生として起業する事に失敗し、4年生の1月から就職活動をして不動産投資を学べそうな会社に就職しました。そこで営業、賃貸管理、営繕工事、オーナー対応をする部署を経験し、空き地を見ればアパートを建てた場合のおおよその収益や出口予想が分かるようになりました。そしてそれをもとに30代前半で新築アパートを購入し、大家さんになりました。1棟目という事も有り、少し無理のある計画でしたが立地が良かった(浦和)ため2年で売却益を出す事ができました。具体的には部屋が15㎡と狭いため客付が難しく、建ってから8ヶ月間は満室にはなりませんでした。不動産屋をまわっても空室が埋まらずお腹が痛くなりました笑。融資は少し高めの金利(2%前半)で35年で借りた為、なかなか元金が減りませんでした。2棟目はこの反省点を活かして、普通の広さ(21㎡位)で融資も20年で借りました。ガンガン元金が減っています。遅くとも50歳には完済出来る目処がたちました。高校時代にぼんやりと考えていた事が遂に実現しそうです。

ただ、当時住んでいた住宅街ですと、物作りをするにも限られた事しか出来ないため、拠点を変える必要があると考えていました。

そんなタイミングで忍野八海へ旅行に行きました。

現地に着くと、まだコロナが流行する前でしたので中国からの旅行客が多く、めちゃめちゃ混んでいました。え、こんなに人が多いの!というのが第一印象でした。中年の日本人女性に話しかけられて「日本語を久しぶりに聞いてホッとした」と言われたのを覚えています。私は忍野八海という場所がある事すら知りませんでしたので本当に驚きでした。

そして、目の前にはこれだけ人が集まるのも納得出来るくらい素敵な環境が広がっていました。透き通った水、気持ちの良い空気、少し湿った土の匂い、その日は曇っていて富士山が見えないにもかかわらず大満足な1日でした。

妻も私と意見が一致して、将来この近くで暮らせたら素敵だねと意気投合しました。そこからはトントン拍子で話が進み、今の自宅の購入に至ります。ここならチェーンソーで木を切っても、斧で薪を割っても、金槌で釘を打っても誰も文句を言いません。将来の似非芸術家にまた一歩近付きました。