こんにちは。房総で別荘やセカンドハウスの魅力をご紹介している山本です。
移住後の日常を通じて、別荘・セカンドハウスを検討している方にも伝わる「房総の暮らしのリアル」をお届けしています。
おととい、急遽まぶたを切開することになり、週末の楽しみであるサーフィンは泣く泣くお預けに。
せっかく波が良さそうだったのに…と少し悔しい気持ちを抱えながらも、エアコンの効いた部屋で一日ぼんやり過ごすことにしました。
身体が思うように動かない日。
やらなければならないこともない日。
そんな日は“ダウンタイム”と呼んで、自分に許すようにしています。
朝、ぼーっとしていると、窓辺で猫がじっと外を見ていました。
時計を見ると、ちょうど鳥たちが囀る時間帯。
猫は目を細めて、音のする方向に耳を澄ませています。
そんな姿を見ていると、「自分も今日は、ただ感じていればいい」と思えてきました。
スマホもテレビもつけず、ただ風の音と鳥の声と、猫の背中を感じる。
それだけで十分だと、久しぶりに思えたのです。
別荘やセカンドハウスでの過ごし方は、きっと人それぞれですが、
“動かない日”の価値を知っている人は、この土地での時間を本当に楽しめる人だと思います。
忙しく働き、休日に都会を離れて訪れた海辺の家。
せっかくだから何かしたい――その気持ちはよくわかります。
でも、たまには「今日はなにもしない」って決めて、こうしてただ猫と朝の鳥の声に耳を傾ける日があってもいい。
鴨川に暮らしていると、忙しさのペースが少しだけゆっくりになります。
自然のリズムに合わせるように、自分のリズムも整っていく感覚があります。
何もしていないようで、実はとても満たされていた――そんな夏の1日でした。