宝永火口縁周遊してきました

こんにちは、高澤です

先日、軽い気持ちで富士山・宝永山トレッキングに挑戦してきました。
富士山側面のボコっとへこんでいるあたりです。
最近、夏に富士山登山をしているテレビを見る機会があり、
頂上まで登るわけではないためハイキングする感じで本当に軽い気持ちで行ってきました。

富士山5合目案内図

富士山5合目
富士宮口五合目からスタート  
まさかあの富士山の山肌に足を踏み入れるとは…!我ながら驚きの体験でした。

  • 場所: 富士山 宝永山(標高2,693m)
  • ルート: 富士宮口五合目 → 宝永山遊歩道 → 宝永第一火口縁 → 宝永山頂(往復)

    まっぷ

登り始めてすぐに直面したのは、砂と岩が混じり合った、見上げるような急斜面でした。

「あれ?こんなはずでは…」

一歩踏み出すたびに足元の砂がずるっと滑り、バランスを取るのが至難の業。
まるで、重い足枷をつけられたかのように、体が前に進まないのです。

まだ登り始めて間もないのに、10歩も歩かないうちに息が切れ、心臓がバクバク。

私は何度も立ち止まり、数回息を整え、数歩進むの繰り返しです。
「本当に登り切れるのだろうか」と、弱気な自分が顔を出します。
「よし、10歩だけ。10歩歩いたら休む!」

そう心に決めて、滑る足元に全神経を集中させ、ゆっくりと一歩一歩踏み出しました。
途中、左足の上部の痛みと息切れとの闘い。決して諦めず、ひたすら「10歩」を繰り返すこと数時間。

富士山5合目眺め
宝永山頂上まで行って、戻った時の景色

宝永山の頂上へ到着し、呼吸を整え今度は下り、足を取られて進み続け、無事に下山しました。
見える景色はとても良かったです。そして本当にキツかったです。
でも、もう少しトレーニングして再チャレンジしてみたい気持ちです。

日常生活に戻った今でも、足の痛みや全身のだるさは正直残っています(笑)。
体が全力で回復しようとしているのを感じています。
温かいお風呂にゆっくり浸かったり、栄養のある食事を摂ったりと、普段以上に自分の体を労わる日々です。

皆さんも、宝永山火口トレッキング挑戦してみてはいかがでしょうか?

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