「クラフトビール」「地ビール」の違い?

突然ですが「クラフトビール」「地ビール」の違いって分かりますか?
こんにちは、竹村です。

1993年以前はビールを作るには、酒税法で「ある程度の量」が作れる業者でないと営業の許可がされなかったそうです。
具体的には年間で「最低2000キロリットル」というなかなかの量。
1キロリットルが1000リットルなので、200万リットル?ですかね
計算あってますか?
お風呂が200リットルだとするとお風呂1万回分です。全然ピンときません。

当時は大手の独占状態だったそうで、小さい工場でビールを作るのは事実上できなかったそうです。
その後、1994年に酒税法の改正により「年間60キロリットル」まで引き下げられ、小さい醸造所でも、ビールを作ることができるようになり、ビールを作る小さな醸造所も増え、「地ビール」という言葉も生まれたそうです。

現在は、地ビールというとおみやげ要素が強いので、「クラフトビール」という言葉の方がよく使われるようです。
「職人の個性とこだわりが詰まったビール」という印象で良いですよね。

前置きが長くなりましたが、先日、湯河原にあるクラフトビールのお店に行ってきました!
「かどや」さんだと思った方はすみません。
かどやさんもクラフトビールを提供されている素敵なお店ですが、そちらはまた今度ご紹介させてください。

今日ご紹介したいのは「HUMANS BEER」(ヒューマンズビア)さんです。

かわいらしいロゴですがクラフトビールの醸造所です。

良く湯河原にいらっしゃる方でもどこにあるのか分からない方が多いのではないでしょうか。
地図をのせておきますね

福浦インターの脇にあります。
なかなかディープ湯河原な立地ではないでしょうか。

オーナー様はカナダ出身の方だそうで、地元食材を使ったビールやIPA(ホップを多く使ったビール)を日替わりで作っています。
先日、お邪魔した際はIPAとアダムスターチョコポーターというものがあったので両方購入させていただきました。

IPAはすっきりしていますがホップの苦みがガツン!ときて夏に飲みたい爽やかな美味しさでした。
アダムスターチョコポーターは黒ビールなのですが、成分表をよく見ると…

カカオニブと書いてありますね。
商品名にもチョコって入ってますし…ちょっと調べてみたところ、
カカオ豆を焙煎して、細かく砕いたもので、チョコにする際の砂糖やミルクを加える前の状態だそうです。
風味と苦みオンリーのチョコって感じですかね。ちなみにスーパーフードだそうです。
言われてみればチョコの風味がするような…すみません、やっぱり分かりません。
甘みの強い美味しい黒ビールでした。


商品ごとにストーリーが設定してあってラベルに書いてあります。
何とも素敵な演出ですね。

カカオニブは、ビール作りの際に香り付け等に用いられるポピュラーな副原料なんだそうで、副原料には意外なものだとわかめや鰹節なんかも酒税法上はOKみたいです。
何でも調べてみると面白いですね。

※参考 : 平成 29 年度税制改正によるビールの定義の改正に関するQ&A

話はそれましたが、いつもとはちょっと違うビールを飲みたい日は「HUMANS BEER」さんに行って湯河原のクラフトビールを味わってみてはいかがでしょうか。


〒259-0311 神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437−6
https://humansbeer.com/

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