湧き出た温泉はどこへ行くの?

 

寒い日と温かい日が交互にやってきて体調管理に気をつけなければならない日々が続いてますが、手洗いうがいで予防対策をして頑張っていきましょう!

草津温泉は自然湧出量日本一とも言われていますが、その温泉はどこへ行くのかな~なんて思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

草津温泉はpH2.0の強酸性のため温泉が流れ込む吾妻川は農業用水としては適さず、以前は生物がいない「死の川」と呼ばれていたくらいで、温泉が流れ込んだ中和前の【湯川】にくぎをつけておくと約15日間でとけてなくなってしまうほどです。

強酸性を中和するために石灰水を混ぜるための施設が【草津中和工場】で、群馬県が建設し24時間365日休みなく稼働しています。

そのおかげで今の吾妻川は渓流釣りができる観光スポットにもなっています。

また温泉が流れている湯川はこの時期の除雪作業の排雪場所としても利用されていて降ろした雪がすぐに溶けるのでとても重宝されています。

草津中和工場では事前予約で参加できる見学ツアーや【百年石】とネーミングされた石灰石を使った作品も制作できるので興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください^^ 町中から流れてきた中和前の温泉

石灰水を投入中!

中和完了!品木ダムに流れていき吾妻川へ

お問合せ先

品木ダム水質管理所 0279-88-5677(平日のみ)

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