早川です。
今年のお正月も青森に帰郷しました。
ニュースでも騒がれているとおり、今年の青森の雪はすさまじく
真っ白い世界が広がっていました。
夜には動いていた車が、朝には埋もれています。
雪かきをする気にもなれず、外に出るのを諦める日もあります。
車を諦めて、歩いて買い物に行こうと思いますが、雪藪が待っています。
たくさん人が通るところは、人がやっと通れるくらいの細い道ができますが、
両脇の雪が、腰まで迫っています。
近所の家の1階が見えなくなりました。
我が家では昨年、認知症を患っていた父が他界し、
この豪雪地帯の中で、母が一人暮らしをしているのですが、
親戚や近所の方々のご厚意にいつも助けられています。
隣の家のご家族は、お父さんと息子さんで、
実家の雪かきを快く引き受けてくださいます。
親戚は毎日、実家の前を通り、午後になっても車の雪が
片付けられていないときは、家に入って、母の様子を見てくれます。
その他にも買い物に行けなくて困っているだろうと、
温かい食事を持ってきてくれる人や、病院に連れて行ってくれる人など
本当に皆さんのご親切に感謝するばかりです。
実家に帰ったときは、わずかですが、菓子折りを持って、
お礼のご挨拶にまわるのですが、
皆さん”困ったときはお互い様だから、心配するな。”
と、心強い言葉ばかり頂きます。
若い時には気が付かなかった津軽人の気持ちが身に沁みて
涙が出てきます。
私もこのような温かさを持った人になりたいと思いました。
正月も終わり、熱海に帰ってくると、天国のような青空が広がっていました。
夏涼しく、冬温かい熱海はやはり魅力的です。
このような恵まれた環境で暮らせるのは幸せだなと
身をもって実感しました。
人の優しさを感じた良いお正月でした。
来年の正月、胸を張って帰れるように、
精いっぱい働きますので、
皆様、今年も何卒よろしくお願い致します。
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