こんにちは山本です。
今日は8月最初の土曜日で、天気も良く、
海やプールは賑わっていました。
鴨川市の稲穂は黄金色に色付き
稲刈りの時期になりました。
早いところでは、すでに稲刈りを終えた田んぼもあります。
家の周りの田んぼも一面黄金色に染まり、トンボが飛び交って、
とても美しい光景が広がっています。
鴨川市では農家さんを中心に、多くの家庭が
お盆を7月に行います。
これは、8月のお盆の時期がちょうど稲刈りの時期にあたるためだそうです。
7月13日から15日を新盆と呼ばれ、
13日の夕方、暗くなる前に家の前でたいまつを焚きます。
ご先祖様が迷わずに我が家に帰って来られるようにと願う迎え火。
また、15日にも同様にたいまつを焚き、これが送り火となります。
その際に、たいまつと一緒にキュウリに割り箸で4本脚をつけた「きゅりの馬」、
ナスに割り箸を4本つけた「ナスの牛」を置くそうです。
鴨川のスーパーで7月に入るとこのキュウリの馬とナスの牛、
お供え用のフルーツなどが販売されています。
キュウリの馬はこれに乗って早く帰ってきてもらいたいという意味があり、
ナスの牛はこれに乗ってゆっくりと天国に帰ってもらうという意味があるそうです。
それぞれの地域には独自の風習があり、それを身近で感じられるのは
とても感慨深いです。
稲穂が頭を垂れる姿を毎年見ながら
「実ほど頭を垂れる稲穂かな」が頭をよぎり
謙虚でいようと気が引き締まるのもこの時期ならではです。
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